最近、「ロードサービス無料」という自動車保険のテレビCMを見る機会が多くなりました。あれをご覧になって、「私の保険にはそんなサービス付いてないのかしら?」と思っている方も多いと思いますが、ほとんどの方の自動車保険にロードサービス無料が付保されています。 レッカー移動やバッテリー上がり・パンク・ガス欠・脱輪・キー閉じ込み等への対応が、“一定の条件付き”で無料になります。私も新潟市の高速道路上でミッションが故障し、保険会社のロードサービスを利用したことがあります。その時は通常5~6万円かかるレッカー代を、わずか2千円少々の自己負担で燕市まで運んでもらいました。
ただし、何でもかんでも無料になるわけではありません。整備工場を呼ぶ前に、まず保険会社の受付窓口に連絡して手配してもらわなくてはなりません。整備工場に対応してもらった後で保険会社に連絡しても、残念ながら料金は全額自己負担です。他にも保険会社によって無料になる条件が違いますので、ご自身の自動車保険の内容を一度調べてみられると良いでしょう。
いずれにしても、事故以外では使うことが無いと思っていた自動車保険が、他にも使い道があるということはありがたいことですよね。ちなみにロードサービスを利用しても、翌年保険料が上がるということはありませんのでご安心を。
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最近の車は便利な装備がてんこ盛り、まさに至れり尽くせりです。ところがその機能を過信しすぎると思わぬ痛い目に逢うことがあります。当社のお客様の失敗例ををいくつかご紹介しましょう。
近年カーナビの普及に伴い急速に装着率が高まっているのがバックカメラ。カーナビの画面に映る後方の視界は、車庫入れや縦列駐車が苦手な方には強い味方です。しかしあるお客様が画面を見ながらバックしたところ、ミシミシという音とともに後ろのガラスがバリッと割れてしまいました。何事かと状況を確認すると、車両の後方に枝ぶりの良い木が生えており、バックをしてその枝をガラスが押して割れてしまったのです。ほとんどの車のバックカメラは車両後部のナンバープレートの近辺に取り付けられています。したがって、車の上半分は画面には映りません。このお客様は画面に映る映像を信頼するあまり目視による後方確認を怠ったため、後方の大きな木の枝に気付かなかったのです。
また、別なお客様は60km/hで走行中に脇から飛び出してきた車に側面から衝突され、ブレーキを踏む間もなく道路脇の街灯をなぎ倒し車は大破してしまいました。ところが、全損になるほどの大事故にもかかわらず、エアバッグが開かなかったのです。お客様がシートベルトを装着していたため最悪の事態には至りませんでしたが、シートベルトの形状がそのまま体に青あざとして残るほどの強い衝撃で、お客様も背筋を寒くしておられました。街灯の他にはぶつかっておらずその柱が細かったため、エアバッグのセンサーが捉えきれなかったようです。大きな事故の割にエアバッグが開かなかったという例は、他にいくつもあります。エアバッグは安全をもたらしてくれますが、絶対ということはないようです。
他にも、カーナビの画面に見入ってしまい追突したとか、4WD車で凍結路をスピードを出し過ぎて事故を起こしたとか、高機能が故にトラブルになったという例は枚挙に暇がありません。どうぞ車の機能を過信しすぎず、ご自身の注意力により安全運転を心掛けていただきたいなと思います。
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国産乗用車のボディカラーはどんな色に人気があるかご存知ですか?弊社のお客様が新車をご購入される際のご希望によれば、白・シルバー・黒の3色に人気が集中しています。ファッションならさまざまな色を選ばれる女性の方でさえ、車は洋服と違い1度購入すれば5~10年は入れ替えができないということで、無難にモノトーン3色を選択されるようです。
ところが本当は白・黒がお好みの方でも、最終的にはシルバーを選ぶという方がかなりの比率でいらっしゃいます。これは白は水アカ、黒はホコリやキズで取扱いが難しいという理由が多いようです。シルバーなら汚れは目立ちませんからね。
それでも軽自動車やコンパクトカーを中心に各メーカーが多彩なカラーを用意し、それを購入されるお客様も増えてきました。白・シルバー・黒ばかりだと、大型店の駐車場で車を見つけられない...なんて話も聞かないわけではありませんので、選択肢を広げてみるのもいいかもしれません。
中古車の世界では相変わらず白と黒が圧倒的な人気を集めています。中古車購入層が若い人を中心としているからでしょう。したがって需要と供給の原理により、白・黒の中古車は他の色に比べ価格も高くなっています。特に黒色の人気車種だと驚くような値段が付いていることがあり、他色と数十万円違うこともあります。
当然、下取価格も白と黒(特に黒)は高額となっていますので、新車ご購入の際には頭の片隅に置いておいてください。 新車価格は同じはずなんですけどね・・・
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1980年代、トヨタのCMで「いつかはクラウン」というキャッチコピーがありました。人生を頑張ったご褒美に最高級車クラウンを・・・というコンセプトでした。その後、バブルの全盛時に月間登録台数でクラウンがカローラを抜くという、今では信じられない現象が起こりました。ベンツ・BMW人気やシーマ現象も同じ時期。車がとても華やかな時代でした。
時は流れ現代、街には多種多様な娯楽や嗜好品があふれ、若者は車に興味を向けなくなりました。トヨタのCMも、のび太くんに免許証を取らせることに一生懸命です。公共交通機関が少ない地方においては車は相変わらず必需品ですが、それでも高級車やスポーツカーにあこがれるという若者は確実に少なくなっています。自動車販売業者にとっては死活問題です。
のび太くんには1日も早く免許を取ってもらい、車の魅力を大いにアピールしてもらいたいものです。
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